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バルジ領域の全てを解説!痛みの少ない脱毛方法の効果や機器の違い・仕組みを詳しく紹介

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一般的なレーザー脱毛機器は毛の黒い色に反応して毛そのものや毛の根元を破壊するという方法で行われます。

しかしこの方法とは違ったバルジ領域という部分をターゲットにした脱毛が可能なレーザー脱毛機器が注目されています。特に「痛みが少ない」「肌への負担が少ない」「子どもでも脱毛できるほどダメージが少ない」という点が話題になっています。

今回のテーマ

  • バルジ領域とは?
  • 普通の脱毛方法との違いは?
  • どういった特徴やメリットデメリットがある?
  • 実際の効果や痛みはどのくらいなの?
  • どんな人に適している?

といった疑問を持つ方のために、バルジ領域に関して詳しく解説します。

バルジ領域とは?

バルジ領域

バルジ領域をターゲットにしている脱毛機器について知るために、まずはバルジ領域とは何なのかを簡単に説明します。

バルジ領域は、毛が抜けると「毛が抜けたから新しい毛を生やしなさい」という命令を発する細胞です。「発毛の司令塔」と呼ばれています。

バルジ領域が毛を成長させろと命令をすると「発毛因子」という毛の種と呼ばれているものが毛の根元に運ばれます。

根元に発毛因子が到着すると血管から栄養を貰って毛が成長していき、皮膚の表面に現れてきます。

脱毛症の研究で比較的最近発見されたもの(2000年ごろ)で、バルジ領域は皮膚から深さ1㎜~2㎜程度の毛の根元よりも浅い部分に存在しています。

バルジ領域に働きかける2つの脱毛機器

バルジ領域に働きかけて脱毛を行う機器には2つの種類があります。

  • メディオスターNeXTPRO…医療機関・クリニックで使用される バルジ領域を破壊する
  • ハイパースキンカレン…サロンで使用される バルジ領域から生まれる発毛因子を破壊する

どちらもバルジ領域が「毛を成長させるための命令塔」であることを利用して脱毛を可能にしています。

しかし脱毛の仕組みは違います。そしてそれぞれの機器がどのようにして脱毛を可能にしているのかをチェックしていきましょう。

メディオスターNeXTPRO

メディオスターNeXT PRO XL

主に医療機関で使用される脱毛機器です。バルジ領域を破壊して脱毛を行います。

メディオスターの特徴

  • 痛みが少ない
  • 肌へのダメージを減らせる
  • 産毛も脱毛できる
  • 日焼け肌・色黒肌でも脱毛できる
  • 毛周期に関係なく脱毛できる
  • 照射漏れが少ない
  • 素早く脱毛できる
  • 美肌効果が期待できる

以上のような特徴のある蓄熱式の脱毛機器で2016年ごろから導入するクリニックが増えてきています。

メディオスターNeXTPROの脱毛の仕組み

メディオスターの脱毛の仕組み

メディオスターは2種類の波長のレーザーを照射できます。810㎚の波長で毛の根元付近、940㎚の波長でバルジ領域に対して蓄熱をして破壊していきます。

バルジ領域は毛の根元付近よりも浅い部分に存在しています。皮膚から約1㎜~2㎜程度の場所です。この部分に熱を与えてバルジ領域を破壊すると、「毛を生やしなさい」という命令は行われなくなり、もう毛が成長することはありません。破壊を行うためには従来の脱毛機器では波長が異なるため、メディオスターは独自にバルジ領域を破壊できる波長のレーザーを照射できるようになっています。

2つの波長のレーザーでバルジ領域と毛の根元の両方を破壊できる仕組みになっているので、毛そのものを破壊しつつ、毛を生やすための命令が出なくなるようにするというWのアプローチで脱毛を行うことができます。

低い温度の熱をじわじわと蓄熱させて破壊していくという仕組みなので痛みがかなり軽減されています

ハイパースキンカレン

ハイパースキンカレンの脱毛の仕組み

サロンで使われているバルジ領域が関係する「発毛因子」を破壊する脱毛機器です。

ハイパースキンカレンの特徴

  • 痛みが少ない
  • 美肌効果がある
  • やけどのリスクが少ない
  • 産毛にも効果がある
  • 照射範囲が広く施術時間が短い
  • 脱毛期間の間隔が短い

といった特徴があります。

ハイパースキンカレンの脱毛の仕組み

ハイパースキンカレンの脱毛の仕組み

他の脱毛機器とは違って「毛を生やしにくくする」という方法で脱毛を行います。

毛はバルジ領域が「毛を成長させろ」と命令を出し、発毛因子が毛の根元に届くことで成長していきます。ハイパースキンカレンはこの発毛の仕組みに注目し、「発毛因子」に特殊な光を当てて、機能できないようにします。脱毛の流れを解りやすく説明すると以下のとおりになります。

  1. バルジ領域から発毛因子が放出される
  2. 発毛因子が毛の根元に到着する前にハイパースキンカレンの特殊な光を当てる
  3. 発毛因子の機能が停止する
  4. 機能停止状態の発毛因子が根元に到着する
  5. 機能が停止した発毛因子は根元に居座り続け、次の指令が出るのを永久に止める

発毛因子は完全に機能停止するというわけではなく、1割程度の力になると考えられています。毛根を破壊してツルツルにする場合と比較すると効果は抑えめですが、それでも最終的には毛がほとんどないという状態にまで仕上がります。

バルジ領域を狙うメディオスター・ハイパースキンカレンのメリット

バルジ領域をターゲットにしたメディオスター・ハイパースキンカレンには以下のような共通のメリットがあります。

共通のメリット

  • 痛みが少ない
  • 肌へのダメージが少ない
  • やけど・赤みが出るリスクが少ない
  • 美肌効果が期待できる
  • 脱毛期間によっては通う間隔が短い
  • 施術時間が短い

痛みが少ないのが一番のメリット

従来の脱毛方法では高い温度の熱を一点に集中して照射します。そのため以下のような強い痛みを感じることがあります。

  • 毛根を破壊する熱による痛み
  • 毛穴が高熱によって炎症を起こす痛み
  • 毛の周辺の皮膚が熱により軽いやけど状態になる痛み

これらの痛みはすべて照射される光・レーザーの熱の温度が高いことが原因となっています。レーザーの種類によっては最大で200度以上の熱を照射することもあります。

一方バルジ領域をターゲットにした脱毛方法ではメディオスターは約50度~70度、ハイパースキンカレンは体感温度36度と非常に低い温度の熱で脱毛を行います。

高熱を使わないので痛みはほとんどなく、さらに肌へのダメージも抑えられるというのがとても大きなメリットになっています。

美肌効果があるという点も魅力的

特に肌へのダメージが少なく、痛みを伴わないこと、美肌効果が期待できるという点は非常に注目されています。これまで敏感肌で脱毛ができなかったという方や痛みに弱くて脱毛を諦めていたという方もバルジ領域をターゲットにした脱毛方法なら苦痛を感じることなく脱毛ができます。

特にハイパースキンカレンはコラーゲンを作る細胞を刺激するので美肌効果が高く、以下のような口コミも多くみられました。

美肌に関する口コミ

「肌がサラサラもちもちになった 肌が急激に変わりました、ほんとびっくりです」
「お肌の調子が良くなりうれしいです♪」
「頬の毛穴が気にならなくなってきました!」

バルジ領域をターゲットにした脱毛方法はこんな人にオススメ

バルジ式脱毛が適した人の特徴

  • 敏感肌
  • 痛みに弱い
  • 以前脱毛で辛い思いをしたことがある(痛みや肌ダメージなど)
  • 日焼け肌で普通の脱毛機器では照射できないと断られた
  • 色素沈着がある部分を脱毛したい

最大のメリットである痛み、肌へのダメージが気になるという方はバルジ領域をターゲットにした脱毛方法が最も適しています。効果や即効性を重視するという方は他の脱毛方法を検討しておきましょう。

メディオスターとハイパースキンカレンの違い

メディオスターNeXTPROは発毛を命令する司令塔そのものを破壊。
ハイパースキンカレンはバルジ領域から放出される発毛の命令の機能を停止する。

以上のようにバルジ領域をターゲットにした脱毛方法であるということや特徴は共通しているものの、脱毛の仕組みそのものには違いがあります。

そのため、通う期間や痛みの感じ方には違いがあります。

通う期間の違い:毛周期に関係なく脱毛できる?

ハイパースキン脱毛

通常は毛周期という毛の生え代わるサイクルに合わせた脱毛を行う方法が一般的です。しかし毛にレーザーを当てるのではなく、バルジ領域や発毛因子に対してレーザーや光を照射する脱毛機器なので「毛周期に関係なく脱毛できるのでは?」と考えている方も多いでしょう。

確かに理論上は毛周期に関係なく脱毛できると言えます。しかし実際の期間は脱毛機器によって違ってきます。これはバルジ領域に働きかける2つの脱毛機器の脱毛の仕組みが違うからです。それぞれの通う期間の目安を比較してみましょう。

通う頻度

  • メディオスターNeXTPRO・・毛周期に合わせて2ヶ月~3ヶ月に1回
  • ハイパースキンカレン・・発毛因子の周期に合わせて2週間~1ヶ月1回

メディオスターNeXTPRO

メディオスターNeXTPROはバルジ領域と毛の根元の両方にレーザーを照射できる脱毛機器です。

バルジ領域だけを破壊するのなら毛周期は関係ありませんが、毛の根元にも働きかけているので毛周期に合わせて脱毛したほうが効果はより高くなると考えられます。

中には毛周期に関係が無いため、短い間隔で通えると謳っているクリニックもあります。確かにバルジ領域を破壊するだけなら短い期間で通うのも1つの方法だと言えますが、やはり効果を高めたいなら毛周期に合わせて通うことをオススメします。

ハイパースキンカレン

ハイパースキンカレンは発毛因子に特殊な光を当てる脱毛方法。この発毛因子は毛周期よりも短い間隔で発生します。発毛因子が発生している時を狙って光を照射しなければならないため、一般的な毛周期とは違った脱毛間隔になります。

一般的には3週間~1ヶ月に1回が目安ですが、人によって周期には違いがあります。剃っても生えてくるのが早いという人は、発毛因子が発生する間隔が速いと考えられます。

そういった人の場合は2週間に1回のペースで進めることもあります。大手サロンであればしっかりと毛の状態をチェックして自分に合った周期で脱毛を行うことが可能です。

痛みの違いの比較:メディオスターとハイパースキンカレンならどちらの方がより痛くないの?

どちらも蓄熱式の脱毛機器なので一点に高温のレーザーを当てるものではありません。低い温度の熱をじわじわと蓄積させていくというものなので痛みは非常に少ないです。

メディオスターは男性のヒゲ脱毛にもよく使われている脱毛機器。ヒゲ脱毛は痛みが強く、泣きながら施術している人も多いと言われていましたが、メディオスターで脱毛すればまったく痛みを感じないという意見が多数みられました。

ただし、人によっては痛みを感じる場合もあります。

ハイパースキンカレンの場合は、3歳からでも脱毛可能なほど痛みが少ないです。

5歳の娘が毛深かったので3歳からでも脱毛が出来るディオーネを選びました。
痛みは全くなく、最初の2回はお迎えに行くと寝ていました。
引用元:https://minhyo.jp/dione

子供のデリケートな肌でも刺激を全く感じないほど痛みが少ないと言えます。ハイパースキンカレンは調査しても「痛かった」という意見は全く見つけられませんでした。

メディオスターもハイパースキンカレンもどちらも痛みはほとんどないと言えます。しかし上記でも触れたように光・レーザーの体感温度を比較するとハイパースキンカレンの方が低い温度の熱を照射するのでより痛くないと考えられます。

メディオスターで脱毛したいけど痛みが気になるという場合は、一度お試し照射が出来るクリニックを探してみることをオススメします。

KMクリニックでは2,000円でメディオスターのお試し照射ができます。無料カウンセリング予約の際にテスト照射を希望していることを伝えておくといいでしょう。

バルジ領域をターゲットにした脱毛の注意点

バルジ領域をターゲットにした脱毛方法は痛みも少なく、メリットの多い脱毛方法です。しかし取り扱っているクリニック・サロンは少なく、まだ主流の脱毛方法とは言えません。

なぜ主流の脱毛方法になっていないのかというと、下記のような注意点・デメリットがあるからです。

実績不足が大きなデメリットとなっている

バルジ領域をターゲットにした脱毛方法は理論上、ほとんど痛みを感じずに永久脱毛できる方法です。

しかしバルジ領域そのものが発見されたのが比較的最近の2000年頃で、脱毛機器が作られたのはさらに最近のこと。

理論上は脱毛が可能だと考えられているものの、メディオスターやハイパースキンカレンで脱毛をして20年以上経過したという人はいません。そのため本当に永久脱毛ができたかどうかという実績が無いのです。

実績が無いため効果が本当にあるかどうか不安に感じる方も多いようです。ネットでは「効果が無い」といった口コミもあり、これらの評価から「やっぱり痛くても主流の脱毛方法を選びたい」と考える方も多いです。

バルジ式脱毛でも白髪は脱毛できない?

バルジ領域をターゲットにした脱毛方法は、毛の黒い色に反応して脱毛を行う方法と比較して、メラニンに関係なく脱毛できるので白髪にも効くのでは?と考える方も多いでしょう。

理論上は白髪や金髪でも脱毛効果が出る可能性は高いと言えます。しかしまだ「白髪でも効果があった」という意見があるものの、その効果が実証できるほどのデータは出ていないというのが現状です。

白髪は普通の黒い毛と性質も異なるため、サロンやクリニック側が白髪にも効果があると補償することはできません。ですが白髪に効果があったという方もいるので、「ついでに白髪も抜けるといいな」と考えている方にはオススメできます。

目立つ部分に白髪のムダ毛があって、すぐにでも脱毛したい!と考えている方は確実に白髪を脱毛出来る唯一の方法であるニードル脱毛を行いましょう。

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取り扱っているサロン・クリニックが少ない

まだ新しい機器なので取り扱っている脱毛期間はかなり少なく、地方だと近くにメディオスター・ハイパースキンカレンを取り扱っているところがないというケースもあります。

取り扱っていても自分の意志ではバルジ領域をターゲットにした脱毛方法を選べないこともあります。例えばリゼクリニックでは3種類の脱毛機器を使っていてその中にはメディオスターも含まれています。

しかし使用する機器は毛質や肌質に合わせて医師が選択するため、自分では選べません。新宿クレアクリニックでもメディオスターを取り扱っていますが、使用するためには追加料金が必要です。

ハイパースキンカレンは大手サロンであるディオーネ・エステサロンカレンで取り扱われているので地方でも比較的脱毛できる機関がたくさんあります。

バルジ式脱毛機器を取り扱っている脱毛機関

サロンで使われているハイパースキンカレン、クリニックで使われているメディオスターはそれぞれどの脱毛期間で取り扱われているのか、大手サロン・クリニックでオススメの機関をご紹介します。

メディオスターNeXTPRO

メディオスターで脱毛できるクリニック

リゼクリニック・・・毛の種類などに合わせて3種の機器を使った脱毛を行っています。指定はできませんが、肌の日焼けの度合いや毛の薄さなどに合わせてメディオスターNeXTを使用して脱毛してくれることもあります。

新宿クレアクリニック・・・基本はライトシェアデュエットを使用しますが、追加料金を支払うとメディオスターNeXTを使用した脱毛が行えます。日焼けが気になる場合や、痛みを抑えた脱毛をしたい場合は検討してみましょう。追加料金は部位によって違うのでカウンセリングで聞いてみましょう。

KMクリニック・・・KMクリニックはいち早くメディオスターNeXTを取り入れた脱毛を始めたクリニックと言われています。メディオスターしか使用していないので追加料金なども必要ありません。現時点で大手では最もお得にメディオスターでの脱毛が行えるクリニックとなっています。

湘南美容外科クリニック・・・男性のヒゲ脱毛にはメディオスターNeXTが使われています。女性向けの脱毛プランでは使用されていません。

ハイパースキンカレン

ハイパースキン脱毛ができるサロン

ディオーネ・・・全店舗でハイパースキンカレンを使った脱毛をしています。全国120店舗がありドクターサポートも付いていて安心。子どもは3歳~脱毛が可能です。

エステサロンカレン・・・ハイパースキンカレンの開発者が手掛けるサロン。全国17店舗の直営店があります。

まとめ

バルジ領域をターゲットにした脱毛方法は痛みが少なく、肌へのダメージも少なく、とても画期的な脱毛方法です。

ですが効果を実感するまでに時間がかかりますし、まだ導入され始めてから年数が短いため、データが不足しているというのも事実です。今後施術をする人が増えると色々なことが今よりも解ってくると思いますが、バルジ領域をターゲットにした脱毛方法では不安だという方はバルジ領域にも毛包にも、両方に作用するメディオスターでの脱毛がオススメです。

「痛みが無い、肌へのダメージが少ない脱毛をしたいが効果に対しての不安がある、仕組みなどを理解しても不安が残る」という場合は、いきなり契約するのではなく一度試してみることをオススメします。

メディオスターはKMクリニックで2,000円でテスト照射が可能。ハイパースキンカレンはディオーネで3,000円の体験脱毛を行っています。(※キャンペーンは期間限定です)
気になる方は一度お試し脱毛をしてから検討してみましょう。
今回のまとめ

新しい脱毛方法だがメリットは多い

  • バルジ領域をターゲットにした脱毛方法なら痛みが少ない
  • 毛が生える仕組みに着目した新しい脱毛方法
  • 毛を破壊するほどの高熱を照射しないので肌に優しい
  • クリニックのメディオスターは毛包にも作用する
  • 白髪への効果は期待できるが実証・保証はされていない
  • 肌ダメージが非常に小さくハイパースキンカレンなら美肌効果もある

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